ヘッド構成 |
LC-OFCレーザーアモルファス材独立懸架コンビネーション3ヘッド (再生*1/録音*1/消去*1)/クローズドループ・デュアルキャプスタン | |
ワウ・フラッター |
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周波数特性 |
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S/N比 |
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NR/調整機構 |
Dolby-B,C/Bias(±20%),Level(±3)※メタ ルのみ調整不可 | |
外形寸法/重量 |
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定価(発売当時) |
99,800円(1984) |
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ソニーのハイエンド
シリーズ、ES系の中級機。価格帯を考えれば以外にスリムな筐体。同社最後のTypeV(フェリクロム)対応機(上位機の777ESUは
何故か非対応)。 そこそこメリハリはあるものの、基本的に素直な音。意外にもTDK、maxellとの相性も悪くない。ポジションセレクタもマニュアルという古き 良き時代最後のフルマニュアル機。 現在はデッキが増加したため(^^;、基本的にフェリクロム&最初期メタルの自動ポジションセレクタ非対応テープ(希少種ですね)専用。 2003年5月、オークションにて入手。ソニーのLAヘッドは偏摩耗に弱いという専らの噂ですが、そちらは今のところ問題なし。ただ、テンション過剰の為 か時々走行中に停止する持病が・・・。取り敢えず、予備機に777ES(初代)あたり押さえておきたいんですが・・・値段が・・・。 |
'80年代初頭までの高級機には多かったフルポジション対応マニュアル セレクタ。ただしメタルはバイアス調整不可なので、同機の基準テープである Metal-S系よりローバイアスな低価格タイプのMetal-XR系(含CDixW)では高域が頭打ちになってしまい、相性はいまひとつ。そちらは ESXの出番になるかな?(調子が戻れば・・・) |
ヘッド/走行系構成 |
PC-OCCパーマロイ材コンビネーション3ヘッド(再生*1/録音 *1/消去*1)/クローズドループ・デュアルキャプスタン | |
ワウ・フラッター |
0.025%(W.RMS)/±0.045%(W.Peak) | |
周波数特性 |
20Hz〜18kHz±3dB(Normal)/20Hz〜19kHz ±3dB(High)/20Hz〜20kHz±3dB(Metal) | -20dB録音時 |
20Hz〜11kHz±3dB(Normal)/20Hz〜14kHz ±3dB(High)/20Hz〜17kHz±3dB(Metal) | 0dB録音時 |
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S/N比 |
75dB(Dolby-C,on;Metal) | Peak Level |
NR/調整機構 | Dolby-B,C,HX-Pro/Bias(±20%),Level(±3) | |
外形寸法/重量 |
幅430mm*高135mm*奥420.7mm/8.1kg | |
定価(発売当時) |
79,800円(1988.11) |
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アイワ最後のハイエ
ンドシリーズ、XK系の初代シリーズ中級機。'89年発売。カセットデッキとしては同社の高級オーディオブランド
"Excelia"を冠する唯一のシリーズ。筐体デザイン・音質・スイッチ・
リッドの開閉全てが
ハードタッチ。同社が最初に搭載したカセットの固定機構・AMTSにより、優れた走行安定性を発揮。カセット挿入時に電磁プランジャが"ガチッ!!"と固
定する様は、慣れるまでは結構ビビリますが(^^; 音質はとにかく鮮烈!!の一言。きっちり追い込んだ時の音は正直、鳥肌モノ。"格の違い"を初めて見せつけられたデッキ。ただしあまりの性能 故か、テープの性能のアラまできっちり出てしまいます(^^; TDKのようにもともとシャープな音質のテープでは却って耳が痛い程。むしろまったり系の テープをシャープに録る方が楽しいですね。比較的、硬めの音かも。 2004年4月、オークションにて入手。 |
XKシリーズのパネルに貼ってあったバイアス調整用の目安。テープの型
番から類推すると'84〜'85年頃と、発売年を考えるとやや古めの機種です
ね。稀少なScotch最後期の機
種があり
ます。BASFが無いのは既にこの頃、撤退していたからでしょうか・・・。ところで何故、DENONとVictorは無いのかしらん。(親会社のソニーは
別にして)自社デッキを持っているメーカーのは敢えて外したのか・・・? ソニーやアクシアのノーマルがバイアス深めなのは予想通りですが、HX、CD-IIといった純鉄系ハイポジは意外とバイアス浅めですね。 |
ヘッド/走行系構成 | レーザーアモルファス材コンビネーション3ヘッド(再生*1/録音 *1/消去*1)/クローズドループ・デュアルキャプスタン | |
ワウ・フラッター | 0.022%(W.RMS)/±0.04%(W.Peak) | |
周波数特性 | 15Hz〜20kHz±3dB(Normal)/15Hz〜20kHz ±3dB(High)/15Hz〜22kHz±3dB(Metal) | |
S/N比 | 63dB(NR,off;Metal)/71dB(Dolby-B,on;Metal)/80dB(Dolby-C,on;Metal) | |
NR/調整機構 | Dolby-B,C,HX-Pro(off可)/Bias(± 20%),発信器内蔵(FLATシステムによる全自動調整) | |
外形寸法/重量 | 幅440mm*高141mm*奥375mm/8.4kg | |
定価(発売当時) | ?(1991) |
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パイオニア最後の高
級機と言われるT-1100Sの前身にあたるT-1000Sの弟分。カセットがやや傾いてセットされる独特の方式。FLATシステムという、全自動でのバ
イアス・EQ・感度調整機能を持つので初心者でも(取り敢えず)一発で調整可能な親切設計(このシステムは現行の低価格Wデッキにも搭載されています
ね)。 巷では、音質は高域が良く伸びるタイプでクラシック系に向くと言われている様子。生粋のオーディオメーカーらしく、HX-Proのon/off可。リッド は電動開閉で、カセットをやや斜めに配置する珍しい方式。電動で閉じた後にカセットが斜めに"カシャ!"と内部でスラントする様はなかなかメカニカル。 2006年2月、オークションにて入手。現在試運転中ですが、かなりの好印象。噂のとおり、高域の鮮明感は特筆ものです。Exceliaとはまた違った、 繊細さが際だつ音ですね。Excelia=Avilyn(TDK)とすれば、こちらはEpitaxial(maxell)という感じ。 |
ヘッド/走行系構成 |
PC-OCCアモルファス・コンビネーション3ヘッド(再生*1/録音 *1/消去*1)/クローズドループ・デュアルキャプスタン | |
ワウ・フラッター |
±0.07%(W.Peak) | |
周波数特性 |
20Hz〜21kHz±dB(Metal) | -20dB録音時 |
S/N比 |
76dB(Dolby-C,on) | Peak Level |
NR/調整機構 | Dolby-B,C,HX-Pro/Bias(±20%) | |
外形寸法/重量 |
幅470mm*高135mm*奥353mm/8.8kg | |
定価(発売当時) |
69,800円(1989) |
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コロムビア時代デン
オンの中級機。とにかくデカい。XK-007と全てが対照的に、全ての動作がソフトタッチ。外部入力が可変という一風変わった仕様(別にダイレクト入力も
有り)。 響きの深い柔らかな音で、流石にデンオンだけに同社のテープや似た傾向のソニー、富士などとは抜群の相性。逆にTDKやmaxell(Epitaxial 系)とはイマイチの感。 2004年10月、オークションにて入手。尚、同社にDR-70(無印)という黒色筐体のものもありますが、違いは色とサイドウッドの有無だけのようで す。 |
ヘッド/走行系構成 | PC-OCCメタパーム材コンビネーション3ヘッド(再生*1/録音 *1/消去*1)/クローズドループ・デュアルキャプスタン | |
ワウ・フラッター | 0.035%(W.RMS)/±0.08%(W.Peak) | |
周波数特性 | 15Hz〜18kHz±3dB(Normal)/15Hz〜18kHz ±3dB(High)/15Hz〜20kHz±3dB(Metal) | -20dB録音時 |
S/N比 |
56dB(NR,off;Metal) | Peak Level |
NR/調整機構 | Dolby-B,C,HX-Pro/Bias(±20%),Level(± 3),発信器内蔵(1kHz) | |
外形寸法/重量 | 幅435mm*高133mm*奥332mm/5.2kg | |
定価(発売当時) | 49,800円(1993) |
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ビクターの3ヘッド
入門機。Wキャプスタン、DolbyB,C,HX-Pro搭載と低価格ながら高級機の要件をほぼフル装備というハイC/Pな1台。同社の3ヘッド機として
はおそらく最後の系列。 音質は極めてフラット、かつクリア。良い意 味でクセが無い。しかもテープを選ばない素直な子。低価格テープでは逆にあまりアラが出ないので、むしろこっちの出動が多かったり(w これの前に使っていたmarantzのダブルデッキが壊れたため、1994年頃購入。現役機中では一番長い付き合いなので、新規購入機の評価の際のベンチ マークになっています。 |
ヘッド/走行系構成 | LC-OFCレーザーアモルファス材独立懸架コンビネーション3ヘッド (再生*1/録音*1/消去*1) | |
ワウ・フラッター | 0.025%(W.RMS)/±0.04%(W.Peak) | |
周波数特性 | 20Hz〜20kHz±3dB(Metal) | -20dB録音時 |
S/N比 |
56dB(NR,off;Metal)/73dB(Dolby-C,on;Metal) | Peak Level |
NR/調整機構 | Dolby-B,C/Bias(±20%),EQ(High/Normal/Low), Level(±3),発信器内蔵(1kHz) | |
外形寸法/重量 | 幅430mm*高125mm*奥350mm/8.9kg | |
定価(発売当時) | 105,000円(1988.2) |
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ソニーのハイエンド
シリーズ、ES系の中級機・・・だったのが最上級機777系の廃止に伴い最上級機へ。その最初の機種。同社初のセンターメカ
採用機。 前任機のESU程ではないものの、後継機からするとまだまだスリムな筐体。でもかなり重いです・・・(体感的には007や70Gより重く Z9100と同程度)。 このシリーズより流石にポジションセレクタは自動化。TypeV(FeCr)非対応化。録音時のバイアスと感度は当然として、イコライザも3段階 調整できます。 2005年12月、近所のH/Oにて捕獲。5,500円也。ヘッド摩耗がややある・・・かな?(現在試運転中)・・・つかどうも左チャンネルが偏摩耗して いる模様・・・orz |
ヘッド/走行系構成 | LC-OFCスーパーGX材ディスクリート3ヘッド(再生*1/録音 *1/消去*1)/クローズドループ・ダブルキャプスタン | |
ワウ・フラッター | 0.025%(W.RMS)/±0.04%(W.Peak) | |
周波数特性 | 15Hz〜19kHz±3dB(Normal)/15Hz〜20kHz ±3dB(High)/15Hz〜23kHz±3dB(Metal) | -20dB録音時 |
S/N比 |
59dB(NR,off;Metal) | Peak Level |
NR/調整機構 | Dolby-B,C,HX-Pro(off可)/Bias(±
20%),Level(±3),発信器内蔵(1kHz),アジマス,ヘッド高 |
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外形寸法/重量 | 幅451mm*高154mm*奥350mm/10.4kg | |
定価(発売当時) | 99,800円(1991) |
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三菱傘下となった赤
井電機のハイエンド機、9系列最後の末裔。デッキ御三家と言われたメーカーのハイエンド機だけに、アジマス・ヘッド高調整可。ディスプレイoff可。
DolbyHX-
Proのon/off可という辺りが流石。 アース能力に弱点を抱えるものの、耐摩耗性は各素材中最強と言われる伝説の硝子被覆フェライト・GXヘッド搭載。 2005年8月、H/Oのジャンク物を捕獲。5,400円也。エージングの結果、取り敢えず録音は出来るようになりましたが、キャリブレーションモード は完全死亡中。 |